
「同じチェーンのコンビニなのに、置いてあるノートが全然違う…?」
そんな経験、あなたにもありませんか?
これ、気のせいでも運でもなくコンビニは店ごとに文房具の仕入れが違うから起こっている現象です。
ノートはその中でも特に差が出やすく、A4が多い店、B5が充実している店、そしてまさかの「ノートが一冊もない店」まで存在します。
この記事では、
- なぜ店舗ごとでノートが違うのか
- 実際に3店舗で比較したリアルレビュー
- 用途別のおすすめノート
を、わかりやすくまとめました。
コンビニのノートは店舗ごとで「種類も品質も違う」理由
A4が多い店・B5が多い店の違い
まず大きいのが「立地による違い」。
A4ノートが多い店
・大学の近く(資料がA4のため)
・オフィス街(会議・企画書がA4)
・ビジネスホテル近く
B5ノートが多い店
・中学・高校の近く(授業はB5中心)
・住宅街(家庭用・子ども用需要)
つまり、A4とB5の差は「街の用途」がほぼ100%影響します。
ノートは定番商品ではありつつも、仕入れにはオーナーの判断が大きく入り売れるサイズを優先して置かれるんです。
高品質ノートを置く店の傾向
高品質ノート(紙が厚い・インクがにじみにくい・デザインが良い)は、どのコンビニにも置かれているわけではありません。
置かれやすい店舗は次のとおり、
- オフィス街
- 駅前の大型店舗
- コピー・FAX利用率が高い店
- 住宅街でも「社会人利用が多い店」
こういう店は「ビジネス利用」が多いため、
- A4ノート
- 高品質の横罫ノート
- 方眼ノート
などが入りやすい傾向があります。
逆に回転率の低い「おしゃれ系ノート」はまず置かれません。
あくまで「必要性」が重視されます。
逆に「ノートゼロ」の店舗がある理由
そして、ノートが一冊も置いていないコンビニも普通にあります。
その理由は次の3つ。
① 棚スペースが足りない
弁当・飲料・スイーツが強い店では棚が埋まり、雑貨が省かれます。
② 文房具の需要が少ない立地
住宅街の端や高齢者が多い地域は、そもそもノートが売れません。
③ オーナーの判断で仕入れないことも
文房具は必須商品ではないため、仕入れゼロも選択可能。
「どこのコンビニにも同じノートがある」というイメージは完全に間違いで、店によっては文房具棚そのものが極端に小さいことも珍しくありません。
実際に3店舗でノートを比較してみた
ここからは、実際に、
- オフィス街の店舗
- 学生街の店舗
- 住宅街の店舗
この3つでノートを比較した結果をまとめます。
紙の厚さ・書き心地
オフィス街
紙が厚く、裏抜けしにくい。ボールペンに強い。
横罫中心で書きやすく品質も高め。
学生街
標準的な厚さで、書き心地は十分。
コスパ重視のメーカーが多い。
住宅街
最低限の1〜2種類。
紙はやや薄めで、裏抜けが気になるものもある。
方眼・ドット・横罫の違い
オフィス街:方眼ノートが多い
図や企画書を書く人が多く、需要が高い。
学生街:横罫 & ドット
特にドットはノートまとめ勢から人気。
住宅街:横罫しかない店も多い
最低限の1種類だけというケースも普通。
ビジネス向けか学生向けかが一目でわかる
棚を見ると、すぐに「店の客層」がわかります。
ビジネス向け店舗
・A4多い
・方眼ある
・黒表紙などシンプルデザイン
学生向け店舗
・B5多い
・カラフルな表紙
・ドット罫・コスパ重視商品
家庭向け店舗
・キャラもの
・安価な1冊ノート
・子ども用小サイズノート
「なんでこのノートが置いてあるんだろう?」
という疑問は、その街の利用者が反映されているだけなんです。
用途別のおすすめノートの選び方
学生向け(テスト・授業)
学生なら B5サイズ が一番使いやすいです。
授業の板書、問題集、学校プリントがB5基準のため、最も相性が良い。
おすすめは、
・横罫B5
・ドット付きB5(ノートまとめ勢に人気)
・5教科対応ノート(コンビニにもある場合あり)
学生街のコンビニならこのあたりが揃っている確率が高いです。
社会人向け(会議・打ち合わせ)
社会人はA4の横罫が最も万能。
理由は、
・会議資料がA4=サイズが揃う
・ページが大きく図も書ける
・ビジネスバッグに入れやすい
また、企画職や営業職は方眼ノートが非常に便利。
オフィス街のコンビニでの入手成功率は高めです。
買い忘れに強い「緊急用」の基準
「ノート忘れた!どうしよう!」
そんな時に、コンビニで失敗しない選び方は次の3つです。
① 横罫を選ぶ
最も汎用性が高い。勉強・仕事どちらにも対応。
② サイズは迷ったらB5
持ち運びしやすく、多くの用途と相性が良い。
③ 紙が薄すぎないか一度触る
裏抜けしそうなら避けるのが確実。
これだけで、緊急購入でも十分戦えるノートが選べます。
まとめ:コンビニのノートは同じチェーンでも店で全く違う
A4・B5の違い、紙質、メーカーの種類など、コンビニのノートは、実は「その店の客層」がダイレクトに反映された商品です。
- 大学=A4多い
- 高校近く=B5多い
- オフィス街=高品質ノート
- 住宅街=最低限の種類だけ
- ノートゼロの店も普通にある
こんな感じで、立地と需要でラインナップがガラッと変わります。
コンビニのノートを緊急用として考えるときは、店の場所・客層を意識して選ぶと、より満足度が高いですよ。







