
「今すぐLANケーブルが必要なのに、手元にない!
「コンビニで買えたら一番早いのに」
そんなちょっと焦る瞬間ってありますよね。
僕自身、コンビニで10年以上働き、深夜の問い合わせ対応まで経験してきました。
だからこそ、
「コンビニでLANケーブルは売っているのか?」
という質問に、元コンビニスタッフとしてお伝えできます。
読んだ瞬間から、そのまま行動できる内容にしているので、ぜひ参考にしてください。
コンビニでLANケーブルは売ってる?【結論】
まず、この記事で一番気になるポイントからお伝えします。
元コンビニスタッフとして10年働いてきた経験からいうと、LANケーブルは、
「コンビニで買える場合もある」
けれど、基本的には、
「ほぼ置いていない」
というのが結論です。
ただし完全にゼロではなく、例外的に取り扱っている店舗もあります。
主要コンビニ3社の取り扱い状況と、なぜ置かれていないのかという 本音の理由をまとめてお伝えします。
主要コンビニ3社の取り扱い一覧(セブン/ローソン/ファミマ)
LANケーブルの取り扱いは、チェーンごとに特徴があります。
ただし公式に「必ず置いている」と決まっているわけではなく、店舗ごとに差があるのが実情です。
| コンビニ | LANケーブルの扱い | 備考 |
|---|---|---|
| セブンイレブン | 一部大型店にのみごく少量 | 基本は無し。PCアクセサリーが強化されている店舗がまれに扱う |
| ローソン | 店舗によってはアクセサリー扱いあり | デジタル小物をまとめた棚がある店に可能性 |
| ファミリーマート | USBケーブルは豊富だが、LANケーブルの扱いは薄い | スマホ周辺だけ強い。LANケーブルは基本見ない |
なぜ、コンビニでLANケーブルは置かれにくいのか?
LANケーブルがコンビニで見かけない理由は、実はとてもシンプルです。
元コンビニスタッフとして、以下の4つの理由が本音の部分です。
回転率が低い(ほとんど売れない)
正直、月に1本売れるかどうかレベルです。
売れる見込みがほぼない商品は、棚を圧迫するだけなので置けません。
発注枠に限りがあり、USBケーブルなど回る商品が優先
コンビニは「売れるものだけを置く」ことが超重要。
売上を作れるUSBケーブル、モバイルバッテリーが優先されます。
配線系商品は返品効率が悪い
コンビニの発注は返品がしにくい商品ほど扱われません。
LANケーブルはその典型。
「置く意味が薄い」=お客からの需要が極端に低い
スマホ全盛の時代でLANケーブルを急に買う人は少なく、「必要な人だけが家電量販店で買う」 という流れが定着しています。
LANケーブルがコンビニで売っている可能性があるケース
「コンビニではLANケーブルはほぼ置いていない」が結論ですが、実はゼロではないのも事実です。
元コンビニスタッフとして働いてきた中で、稀に扱っていた店舗の共通点がいくつかありました。
LANケーブルがコンビニに置かれる可能性がある状況を具体的に解説します。
駅前・オフィス街のコンビニはワンチャンある
駅前やオフィス街のコンビニは、一般的な住宅街の店舗とは客層がまったく違うという特徴があります。
この客層の違いこそが、LANケーブルを置く可能性を生むポイントです。
なぜ駅前・オフィス街だと売っている可能性があるのか?
法人需要がある
・ノートPCを持ち歩くビジネスマン
・外回り営業の人
・出張中のビジネス客
こういった層は、急に、
「会議室のネットがつながらない」
「LANポートしかなくて困った」
というトラブルが発生しがちです。
急場のPCトラブル対応でコンビニに駆け込む習慣がある
僕がコンビニスタッフだったときも、深夜帯に、
「LANケーブルありませんか?」
「変換アダプタないですか?」
と聞かれるのは、ほとんどがスーツ姿の方でした。
つまり、急なトラブルを解決したいビジネスマンが客層の中心となるエリアでは、置かれる可能性が上がるということです。
駅前・ビジネス街の店舗が取り扱う小物の例
- モバイルバッテリー
- USB-Cケーブル
- HDMIケーブル
- USBメモリ
- 変換アダプタ類
このラインナップが揃っている店舗は、LANケーブルを扱っている可能性も微妙にあります。
LANケーブルが確実に欲しいならココで買うのが最速
ここまで読んでいただいて、コンビニでLANケーブルはほぼ無いことが分かったと思います。
では次に気になるのが、
「じゃあ、どこなら確実にすぐ手に入るの?」
という話ですよね。
コンビニスタッフの問い合わせの対応として、急いでLANケーブルを探すお客さんに、最終的にコンビニ以外の場所を伝えることで解決していました。
家電量販店(ヨドバシ・ビック・エディオン)
家電量販店は、LANケーブルを手に入れるうえで最も確実な場所です。
種類の豊富さ、在庫量、スタッフの知識、どれを取っても一番強い選択肢です。
家電量販店が最も確実な理由
- ほぼ100%置いている(LANケーブルの定番ジャンル)
- カテゴリ数が豊富(Cat5e/Cat6/Cat6A/フラットケーブルなど)
- 店舗在庫が多いので「売り切れ」がほぼない
- 長さ・規格を店員に相談できる
特にヨドバシ・ビックカメラはアクセサリーの品揃えが抜群で、急ぎの時ほど頼りになります。
ドンキ・ホームセンター(24時間・大型店舗)
LANケーブルが必要なタイミングは、なぜか夜中や休日に多いものです。
そんな時に便利なのが、ドン・キホーテ(大型店)とホームセンター。
ドンキが強い理由
- 一部店舗は 24時間営業
- PC・スマホ周辺アクセサリーが意外と充実
- LANケーブルも置いている確率が高め
ホームセンターが強い理由
- 工具・電気製品コーナーが広い
- LANケーブルは作業用品として扱われる
- 在庫量が多い
急ぎの客がこうやって動く
コンビニ → 置いてない
ドンキ → ほぼ確実に見つかる
最終手段で家電量販店へ
この流れで救われるケースがとても多いです。
Amazon当日便(急ぎでも意外と選ばれる)
読者の中には、
「今すぐ欲しいけど外出したくない…」
という層も一定数います。
そんな人に強いのが、Amazonの当日お急ぎ便。
なぜ当日便やお急ぎ便が最速レベルなのか?
- 朝〜昼に注文すれば当日の21時までに届く
- 夜注文でも翌朝には届く
- 価格が安い(家電量販店よりコスパ良い)
- Cat6・Cat6Aなど必要な規格を選べる
- レビューで品質を比較できる
実際、LANケーブルを探している人は、
「とりあえず今はスマホでテザリング → Amazonで注文」
という流れで解決できてしまいます。
LANケーブルの選び方(初心者向け)
LANケーブルを買おうとすると、多くの人が必ずつまずくのが 「種類が多すぎて分からない…」 という問題です。
ですが、LANケーブルの選び方は、ポイントさえ押さえればとてもシンプルです。
迷わず買えるように、
- カテゴリ
- 長さ
- 必要かどうかの判断
をわかりやすく解説します。
LANケーブルのカテゴリ別(Cat5e/Cat6/Cat6A)
LANケーブルには「カテゴリ」と呼ばれる速度規格があります。
数字が大きいほど高性能ですが、初心者は Cat6(カテゴリー6)を選べば間違いありません。
| 規格 | 最大速度の目安 | 特徴 | 初心者向けか |
|---|---|---|---|
| Cat5e | 1Gbps | 古めの規格。最低限はこれでOK | ○ |
| Cat6 | 1Gbps(ノイズに強い) | 一番売れている。価格と性能のバランス◎ | ◎おすすめ |
| Cat6A | 10Gbps | ハイスペック。太くて硬い | △(玄人向け) |
迷ったらCat6一択でOK!
速度・安定性・価格のバランスが最も良く、家庭でも仕事でも十分な性能です。
Cat6Aは性能は高いですが、
・太い
・曲げにくい
・価格が高い
という理由から、買うのに躊躇します。
LANケーブルの長さの選び方
LANケーブルで一番多い失敗は、実は短すぎたです。
これ、本当に多いです。
とくにPCデスク周りは配線が複雑になりがちで、
- 部屋の隅のルーターから伸ばす
- ケーブルを壁沿いに這わせる
- モニター裏を通す
など、意外と距離があります。
| シーン | 推奨長さ |
|---|---|
| 机の上 → すぐ横のルーター | 1m〜1.5m |
| 部屋の端 → PCデスク | 3m |
| ルーターが別部屋 | 5m〜10m |
| 配線を壁沿いに這わせる | +1〜2m余裕が必要 |
ケーブルは多少長くても問題ありません。
逆に短いと「買い直し」という最悪のループになるので、余裕のある長さを選ぶのがおすすめ。
LANケーブルが必要なケース・不要なケース
LANケーブルは便利ですが、状況によっては買わなくても良いケースがたくさんあります。
「LANケーブルでしか解決できない状況なのか?」
を30秒で見極めるだけで、ムダな出費は避けられます。
LANケーブルが必要なケース
- オンライン会議が多い(回線の安定性が必要)
- ネットゲーム(FPSなど)をする
- Wi-Fiが弱い部屋で作業する
- 動画アップロードなど重い作業をする
- 職場の会議室にLANポートしか無い
こういう場合は、有線接続の安定性が非常に重要です。
LANケーブルが不要なケース
- スマホやタブレットだけ使う
- Wi-Fi環境が強く安定している
- ちょっとネットを見る程度
- 急ぎの時はテザリングで足りる
特にスマホやタブレットがメインの人は、LANケーブルは全く必要ありません。
まとめ:コンビニでLANケーブルは「ほぼ無い」けど...
ここまで読んでいただき、「LANケーブルが急に必要になった時、どこへ行けばいいか?」がハッキリ整理できたはずです。
LANケーブルを確実に入手する方法はシンプルです。
置いている店舗はごく一部
コンビニにLANケーブルがある確率は、かなり低めです。
駅前・オフィス街・デジタル強化店ならワンチャンありますが、基本的には期待しない方が早く解決します。
購入なら家電量販店 or ドンキ
確実に買えるのは、ヨドバシ・ビック・エディオンといった家電量販店。
さらに、24時間営業のドンキや大型ホームセンターは急ぎの時の強い味方になります。
Amazon当日便は実質「今すぐ手に入る」に近い
外出したくない方や、深夜帯のトラブルならAmazon当日便・お急ぎ便が最速です。
必要な長さ・規格(Cat6がおすすめ)がすぐ選べて、数時間〜翌朝には手元に届きます。
最後に
LANケーブルについて調べているあなたが本当に欲しいのは、
「ネット環境を今すぐ復旧できる手段」
です。
コンビニに執着するより、今回紹介した確実な場所・代替策の方が圧倒的に早く解決できます。
ぜひ、あなたの状況に合わせて最速の方法を選んでみてください。









